来月完成予定の「大屋根でつつむ家」の現場では、木製建具の建込みが始まりました。

今まで、シートで覆われていた開口部が開け放たれると、家が一気に生き生きしてきます。

庭に面した大きな開口部は、ペアガラス入りの大型建具。

操作性と耐久性を考慮した大型の戸車は、ベアリング入りのステンレス製で、建込んだ状態で戸車の調整が出来る特殊なものを使っています。

また、気密性を上げるため、見えないところにパッキンを取付け、隙間風を防ぐ工夫をしています。

自然素材ですので当然メンテナンスは必要ですが、結露もなく、手に優しく、建物になじみ景色を邪魔しない木製建具。

家の中で、一番大切な開口部には、ぜひ木製建具をオススメしたいと考えています。