北村建築設計事務所

キタムラセッケイBlog

転写

「縣の家」は家の中心に薪ストーブを設置する計画です。

内装制限をクリアーして、天井を木部現しにするために、コンクリートで遮熱壁を作りました。

予定しているストーブが大きいので、遮熱壁もそれに合わせ広い面積が必要です。
コンクリートの型枠に杉板を使い、コンクリート表面に木目を転写して、柔らかい表情が出るようにしています。

打設当日は、綺麗に打上るように高周波バイブレーターと竹竿を使って、念入りに打ち込んでもらいました。

薄らと木目が転写されて、良いスケール感になりました。

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