北村建築設計事務所

キタムラセッケイBlog

古民家の移築再生「安曇野の店舗」 解体工事進行中

安曇野市で計画中の「安曇野の店舗」

移築する古民家の解体工事が塩尻市で始まりました。

工事を担当していただくのは、大町市の株式会社 大八木建設の皆さん

ベテランの職人さんが丁寧に手際よく解体を進めてくれています。

古民家の再生工事ではオリジナルの部材をどれだけ残せるかが大切です。

古材にはお金では買えない、これまでの長い時間が刻まれています。

時間の流れをしっかりと引き継いでいくことが、建築のもつ大きな力の一つです。

解体が難しい竿縁天井は、ベテランの大工さんたちの力で、損傷が少なくなるように「大ばらし」という手法で見事に残すことができました。