北村建築設計事務所

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「北軽井沢の別荘」仕上げ工事進行中

群馬県で工事中の「北軽井沢の別荘」

暖房は床下暖房と薪ストーブの併用で温熱環境を整える計画です。

室内は木部現しなので、薪ストーブの背面に大谷石の遮熱壁を作って、火気使用室の内装制限を緩和する告示でクリアしています。

大谷石は柔らかい表情で、木造の室内に使っても温かみのある素材。石積みの質感と手仕事の温かみを出すために、目地は5ミリ引っ込ませて、少し陰影を付けてもらいました。単調にならないように横目地は10ミリ、縦目地は5ミリの難しい仕事を左官屋さんが頑張ってくれました。基礎から鉄筋を立ち上げて、しっかり補強もしています。

階段手摺の鉄骨も完成して、これから大工さんに木の笠木を取付けてもらいます。鉄骨のベースも少し工夫したので、しっかり固定できました。

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