「富士見の民家再生」解体はじまる
「富士見の民家再生」の現場では解体工事が始まり、これまでの改造で隠れていたオリジナルの骨組みが現れました。
調査の段階でオリジナルの骨格はある程度把握しているつもりですが、解体が始まって今まで隠れていた骨組みが現れた瞬間は、いつもまったく別の建物を見るような新鮮な感じがします。
今回もオリジナルの健全な骨格を目にして、日本の家の良さをあらためて考えました。
改造して隠ぺいしてしまった部分は必ずと言っていいほど、痛んでいる場合が多いのですが、この建物も足周りの痛みが進んでいるのが見つかりました。
痛んだ骨組みは取り替えや繕いをして、倒れた柱を修正する作業がこれから始まります。