「庭と暮らす家」一年点検
ローコストながら、大工さんの木組みで作られた家。
22坪と小さい家ですが、全解放できる木製建具や大きな軒で、狭さを感じさせない工夫をしています。
先週末、竣工して一年になるため、一年点検に工務店さんと一緒に行ってきました。
一年暮らしての感想を伺うと、心配していた狭さも全く気にする事なく、快適に過ごされているようで、安心いたしました。
大きな開口部がある家ですが、冬場の寒さも薪ストーブのおかげで裸足で暮らせるほど暖かく、夏場も風通しが良いので、快適のようです。
無塗装の唐松荒板で作った目隠し塀
カビや腐りが入ることもなく、良い色合いに変化してきました。
唐松特有の材の捻れも、柱間を狭くして、スクリュウ状の真鍮釘で止めたことで問題なさそうです。
大きなデッキに張られた杉板には、メンテナンスフリーのウッドロングエコを塗装しています。
部分的なムラもなく、一年経過して全体的に銀鼠色の落ち着いた色合いに変化しました。
薪ストーブの炉台の大谷石
始めは青みが強く、初々しい感じでしたが、ミソ部分も茶褐色の良い色合いが出てきたようです。
庭も少しずつ手が加えられ、家と暮らしが少しづつ変化していく様子がこれからも楽しみです。