「戸隠の茅葺民家」建て方始まりました
建て方が始まった「戸隠の茅葺民家」
伝統的建造物群保存地区内にある特定物件の修理工事を行なっています。
建物を移動しなければならないため、全解体してから組み直しています。
元々癖のある古材は、解体したことでさらに捻れて思うようには組めません。
梁を捻りながら少しづつ建て方を進め、大工さんがその都度柱の高さを微調整しています。
長大な梁を貫くように差し込まれた「貫通柱」は非常に珍しい構法です。
この構法が解体と建て方をさらに難しくしています。
ここまで何と3年かかりました。