北村建築設計事務所

キタムラセッケイBlog

「束間の家」

松本市街地を見下ろす高台に計画中の住まいを提案させていただきました。

関西にお住まいのIさんから家づくりの御相談をいただいたのは今年の春。
色々なお話を伺いながら、これまで構想を重ねてきました。

高台にある敷地からは南に開けた松本平の眺望が得られ、背後は山裾の緑に囲まれ、落ち着いた場所となっています。
眺望を最大限に生かしながら、高台の奥、細い路地の行き止まりにある場所の静寂を感じられる佇まいになればと考えました。

建物はコストを押えるため、シンプルな構成にするとともに、眺望とプライバシー、自然を感じるための大きなテラスを内包する形として、外部からは落ち着いた佇まいとなるよう考えています。

Iさんにも気に入っていただけようで、まずは一安心。
この案をもとに、これから基本設計を進めて行く予定です。

開放的な眺望と近い自然を感じながら、静寂のなか丁寧な暮らしが営まれる住まいになればと思います。

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