「美ヶ原温泉 金宇館 本館 改装工事」浴室棟 瓦工事
松本市で工事中の「美ヶ原温泉 金宇館 本館 改装工事」
浴室棟の屋根は用途上、屋根下地の痛みが早く葺き替えのスパンが短くなるので、修理の際に再利用できる瓦葺きとしました。
木造の浴室棟は、屋根裏にどうしても湿気が入り込んでしまうので、下地の耐久性をあげるため通気性のある仕様としています。
防水シートは丈夫で透湿性のあるタイベックルーフライナーを使用しました。また、瓦桟の下には屋根下地の結露水を排出する流れ桟を設置しています。
瓦は角を削り落としていない「切り落とし面」のいぶし瓦
瓦と瓦の重なりが深く、陰影が強く出て素朴で力強く葺き上がります