「長野の民家再生」土間のイメージ
「長野の民家再生」の現場では、古い柱や梁に合わせて、微調整を繰り返しながら、大工さんが造作工事を進めてくれています。
今回の工事では、もともと玄関であった土間部分に床を張って新しいキッチンをつくる計画です。
昔の水廻りというと土間にあるのが普通でした。
床より一段下がった、地面に近く外とつながる水廻り。
日本の家にはそんなイメージがあったと思います。
土間のままでは、使い勝手も寒さも大変ですので、今回は床を張って床暖房で寒さ対策をしながら、床から一段下がった土間のイメージを残したいと考えました。
新しいキッチンからは、椿の見事な大木が楽しめそうです。