古い建具を残す
今春着工に向けてお手伝いしている山形村の民家再生の実施設計もいよいよ大詰め。
既存の建具がしっかり残っていたので、出来るだけ再用する予定です。
アルミサッシなどなかったころ、建具はとても貴重で大切に扱われていました。
材料も吟味され、しっかりした作りの建具は今ではなかなか再現できないものばかり。
いかに違和感なく今回の計画に合わせていくかがポイントです。
建主Wさんのこれからの暮らしにしっくりと馴染むよう、どの建具を残すべきか。
建具の配置を繰り返し検討する毎日です。