地縄のスケール
基本設計が完了して、これから実施設計に入る「束間の家」
敷地に地縄を張って建物の位置を建主さんと一緒に確認しました。
何もない空地に引かれた地縄を見て、ほとんどの建主さんは唖然とします。
「こんなに小さいの?」
今まで紙の上で想像していた家の大きさと、何もない空地に張られた輪郭だけの家の大きさは、大きさを感じる比較対象物が変わるので、大きく印象が異なります。
これはあくまで錯覚で、この不思議な感覚は工事中にも少しずつ変化していきます。
建主の皆さんは、とても不安になるようで、おおよそのスケール感覚をお伝えして安心していただくようにしています。
・地縄の段階で、実際より2割小さく感じ
・基礎の段階で、実際の1割小さく感じ
・上棟の段階で、実際の2割大きく感じ
・壁下地の段階で、実際の1割小さく感じ
・建具が入り、外構が出来上がって、ほぼイメージ通り(^^)