木製建具の良さ
「長野の民家再生」の現場では、連休返上で建具屋さんが、がんばってくれています。
古民家といっても昭和に作られた建物は、黒光りするような建具はありませんが、質の良い建具は出来るだけ修理して再用する計画です。
新たに作る建具も古い建具に合わせて違和感のないように配慮しました。
手作りの木製建具は、木の家に良く馴染み、手にも優しく使い勝手の良いものです。
気密性を保つ設計上の工夫や、メンテナンスを欠かさなければ、サッシにはない良さが木製建具にはあります。
開口部と建具は、家の質を大きく左右するものです。
工夫しだいで、暮らしが豊かになる木製建具をぜひ見直していきたいと思います。