柱
「桜並木の家」2011年竣工
町中の狭小敷地に建つコンパクトな住まいは、プライバシーを守るため、あまり外に開くことの出来ない立地条件です。
住う人の心の拠り所になって、自分の位置を確認することで外との繋がりを感じられるように、家の中心に柱を建てました。
とかく邪魔者扱いされる柱ですが、家を支えていることが目で見える安心感、場を緩やかに区切り、住まいの中心を示してくれる役目を果たしています。
あまり邪魔にならないように、必要最低限の太さで、目にも優しくなるように丸い柱を使いました。
Comments(2) この投稿にコメント頂きました。
Commented by so-sekkei at 2011-12-01 20:52
わたしは あの柱が 好きです。
気持ちよいストレス
Commented by kitamurasekkei at 2011-12-03 18:00
人の住まいには、「快ストレス」が絶対必要だと思います。
しかし、竿が振れないストレスは、コントロールが難しい。