表情のあるコンクリート洗い出し
「桜並木の家」で進行中の駐車スペース工事
土間のコンクリートはひび割れ防止と雨水の処理を考慮して、細かくスリットを入れる計画です。
コンクリート面も普通にコテで綺麗に仕上げるだけだと、滑りやすく汚れも目立ちますし、何しろ味気ないものです。
今回は、コンクリートが完全に固まる前に、表面のセメントや砂を水で洗い流してコンクリートに含まれる骨材(砂利)を表面に出す「洗い出し」を行いました。
目標は、数十年前のコンクリートが風雨で自然に洗い出されたような表情。
洗い出すタイミングや骨材に偏りが出ないようにするなどの工夫が必要ですが、職人さんの微妙な手加減で、自然で落ち着いた表情に仕上がりました。
この後、コンクリートが落ち着いたら、スリット部分に植栽をしていく予定です。
この投稿にコメントをいただきました。Comments(2)
Commented by テルテル at 2011-09-25 23:03
なるほど、洗い出しか! 参考になります。
Commented by kitamurasekkei at 2011-09-26 10:42
テルテルさん
コメントありがとうございます。
ちょっとしたことですが、ひと手間かけると素材が活き活きとしてきます。
でも何事もやり過ぎないように気をつけたいと思います。
コメントありがとうございます。
ちょっとしたことですが、ひと手間かけると素材が活き活きとしてきます。
でも何事もやり過ぎないように気をつけたいと思います。