「見透す」
松本市内で改修計画を進めている昭和初期に建てられた木造3階建旅館、「美ヶ原温泉 金宇館」
今回の改修工事では木造3階建の本館に加えて、浴室棟の全面リニューアルを予定しています。
年明け着工を目指して現在実施設計進行中です。
今回のプロジェクトへの想いを金宇館さんのホームページに寄稿させていただきました。
「見透す みとおす」
100年前を想像する
100年後を想像する
このことが今あるべき姿を創造することにつながります。
時代を生き抜いてきた建築に相対する時、今の価値観だけを押し付ける事が如何にちっぽけな事だと思い知らされます。
私たちの提案が100年前の人たちに気に入ってもらえるものならば、きっと次の100年が見えてくるのではないでしょうか。
創業当初の空気感を想像しながら、次の100年に向けて私たちの出来ることは何かを考えていきたいと思います。
北村建築設計事務所 北村浩康+佐絵子