「長野の民家再生」民家再生の暖房
「長野の民家再生」の現場では、軸部の補修と床下地が完了して、これから床暖房のパネルを設置する工事に入ります。
古い民家をあまり手を加えないで再生する場合、既存の土壁を残したりするので、どうしても気密性、断熱性を高めることには限界があります。
そのような場合、輻射熱を利用した床暖房を利用するのが熱損失の多い民家では有効です。
ただし、床暖房を高温にすることは木の家ではいろいろと不具合が生じるので、低めに設定した床暖房でベースの温熱環境を作って、併用した薪ストーブで温度調整するのが、ちょっと贅沢ですが一番無理のない暖房形式ではないかと思います。
既存の薪風呂釜
復活させる計画でしたが、配管の長さが足りなくて、新しいお風呂に接続できないことが判明。
困っていましたが、ストーブ屋さんのアイデアで鉄工所にお願いして接続延長パイプを作ってもらいました。
これでなんとか復活できそうです。