内部の改装を行った一期工事に引き続き、痛み始めた屋根の葺き替えと外壁の補修を行って、二期工事が先日完了しました。

今回の工事では耐久性や設備など、必要な部分にはしっかりと手を入れて、民家の良さを失わないよう、「やり過ぎない」ことを心がけました。

元の間取りを生かしながら、新たに設けた開口部で視線の抜けを作って、開放感と奥行きが感じられるように考えています。

手を加え過ぎないよう注意しながらの工事でしたが、水廻り、開口部がスッキリしたことで元々の民家の良い部分があらためて感じられるようになりました。

工事はひとまず完了しましたが、これからの暮らしの中で気づいたことや不具合箇所など、少しづつ手を加えながら、今後も建主Kさんの暮らしのお手伝いができればなあと思います。