北村建築設計事務所

キタムラセッケイBlog

階段の手摺は安心感をデザインする

「桜並木の家」は、造作工事も終盤を迎え、最後の仕上げに入っています。

家の中心にある吹抜けをぐるりと一周するスキップフロアの間取りは、家の中に色々な居場所を作って、狭さを感じさせないように考慮したものです。

家の中を移動すると色々な景色を楽しめる設計になっています。

家の中を移動する際に安心感を与えてくれるのが今回の手摺の役目。
いつも手に触れる部分ですから、手触りの良いものが望まれます。

色々検討した結果、特殊なカッターを使って丸みを付けた形状に、大工さんに加工していただきました。

階段のデザイン階段の手摺デザイン

何年かたって、しっとりとした手触りに変化していくことを楽しみにしています。